どうもこんにちは、せんちょうin the ラテンです。
きょうは、難攻不落のアルハンブラ宮殿を攻めます。
おしゃれスポットを”攻める”じゃないです。
城を”落とし”にかかります。
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アルハンブラ宮殿の攻め方
決め手はズバリ、裏を取れ!
これに尽きます。
理由を説明する前に、まずは外観をチェックしましょう。
アルハンブラ宮殿は、丘の上にあります。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.30.30-1024x593.png)
この宮殿は、結構昔にアフリカから入ってきたイスラム教勢力の要塞として機能していました。
そこへ、キリスト教徒たちが、「もともとは俺たちの土地だっ!!」って攻め込んだんです。
それ以後、キリスト教系の王様が宮殿として使用していました。
が、しかし!
宮殿とはいえさすが要塞の体を残している。
ぼくはここを攻め落としたい!かつての英雄のように!!
決して、アルハンブラ宮殿に行った時の写真を失くして、グーグルアースに頼ってるわけじゃない!!
まずは、周囲の状況確認だっ。
周りは市街地が取り囲んでいます。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.31.26-1024x593.png)
逆サイドからの展望。
城下町の向こうには遙か平野が広がっています。
地平線の先は、もうすぐアフリカ大陸。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.40.22-1024x523.png)
さて、どこから攻めようか。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.42.38-1024x526.png)
攻城戦で狙うは、「王の宮殿」と「要塞」がポイント。
しかしそれらの直下には崖がそびえ、行く手を阻む。
絶対こうなる。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/孤高の人-550x420.jpeg)
怖えぇよ。
じゃあ、正面切って、細い坂道登っていくか?
正面からは抜けない
なぜか?
もう一度見てみよう。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.42.38-1024x526.png)
坂道を登っていくと、右手に王の宮殿を見ながら登っていく。
王の宮殿の周りは、普段執政を行う場所で、物々しい。
そして左手には、アルハンブラ宮殿の居住区がある。
居住区とは言え、戦時にはここも防備の役割を果たすようになる。
つまり、坂道を駆け上がってきた侵入者に対して挟撃できる仕組みになっている!
こりゃやべぇ。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.43.13-1024x526.png)
こうなりゃ、攻め手を失ったも同然。
居住区から抜く!!
だがしかし!諦めるな!
ここで天才軍師せんちょうの勘が冴える!!
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.44.17-1024x537.png)
そう、防御が弱そうな「居住区」から攻め込んじゃえ!!
がら空きルートを忍び込み、手薄な居住区を落とすのだ!!
見よ!このいかにも牧歌的でのほほんとした佇まいを。
攻め込むのがかわいそうなくらい、小綺麗にされている。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-14.48.59-1024x491.png)
そして、居住区を落としたのち、混乱に乗じ、宮殿・要塞側を落とす!
これが、世紀の奇策「裏をとる」戦法の全容だ!!
これで難攻不落の宮殿は落ちたもんだ!!ハハッ!
すごい良かったよ。アルハンブラ。
なんとなくアルハンブラ宮殿の外観や成り立ちがつかめたでしょうか?
攻める!とか言ってるけど、実際行った時はもっと優雅な気持ちになりながらすっかり観光してきました。
(ああ、クソ!なんで写真失くしちまったんだオレ。ばか!)
有名なライオンの噴水があったり、居住区の手入れされた庭園。
さらには宮殿内の古い建物を利用したホテルなんかもあります!!(すげえ)
その中でも、一番印象に残ったのが室内にびっしりと施されたアラビア語の装飾とアラベスク文様。
(アラベスク文様は蜂の巣みたいな画像です。苦手な人は飛ばしてください)
この模様はアラビア語です。もちろん読めません。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-22.10.57-560x416.png)
ぼくは現在イスラム教のインドネシアに住んでいますが、
至る所でこのアラビア文字を目にします。
今でこそ見慣れましたが、初めてアルハンブラ宮殿で見た時は不思議な感覚になりました。
お次は、アラベスク文様です。
![](https://dabclick.site/wp-content/uploads/2018/09/スクリーンショット-2018-09-27-22.11.17-560x409.png)
同じ図形が細かく、ポコポコ増えています。面白い。
どこか数学の幾何学をイメージさせるような模様です。
イスラム教は当時、最先端の数学技術を持っていました。
その影響が出ているのかもしれません。
注意点
結構広いので歩き疲れる
結構広いから、全部ゆっくり回ろうとすると歩き疲れます。
ぼくが行った時は、朝一から昼過ぎくらいまで回ってみてました。
もちろん、右側・左側両方みたんですけど、それでも全部は見切れませんでした。
また、専用のチケット買わなければ入れない区画もあり、そこもみてたら朝から夕方までかかるだろうなってのが印象です。
修理中の展示物もある
展示物が多い反面、修理すべきものも多いんでしょうね。
ぼくが行った時は”ライオンの噴水”が工事中でした。
事前に調べずに行ったので、ちょっとがっかりでした。
公式サイトに修理情報載ってるかと思って今調べてみましたが、載ってないですね。
お問い合わせフォームから直接問い合わせるのがいいかもしれません。
アルハンブラ宮殿へのチケットの買い方
攻め落とす以外の人は、ちゃんとチケット買ってください。
公式サイトもしくは当日窓口で予約できます。
https://www.alhambradegranada.org/ja/
ぼくが行った時は、ちょうど閑散期で当日イキナリ窓口に行っても購入できました。
朝早く行った方が良いと旅行ガイドに書いてあったので、7時か8時くらいに行きました。
ただし、僕の場合はラッキーだった思います。
当日チケットは混雑している売り切れることがありますので、必ず入場したい人は、サイトで予約入れた方が確実です。
大人は昼の部14ユーロ。
ガイドつけると69ユーロからとなっています。
旅も終わりって振り返り
このスペインの地で僕は旅を終え、この後日本へ戻ります。
もう一回行くか?と言われれば、
もうちょっとリッチに過ごしたい
ってのが本音ですw
それでも、貧乏バックパッカーしてみて楽しかったこともあります。
もちろんもう1回訪れてみたい場所や、まだ行ったことのない場所もあります。
別記事で、旅のまとめを書きます。
そちらも読んでみてください。