こんにちは、情熱ラテン人の生まれ変わり、せんちょうです。
今回は、イタリア・ミラノ編をお送りします。
あの感動の名場面も収録しています!
Contents
スイスからミラノへ
インターラーケンの駅から、また電車に乗り一路イタリアへ。
スイスとイタリアの間を抜ける山間鉄道を、半日くらいかけてミラノへ移動します。
スイスは山岳国なので、古くから鉄道が網目のように張り巡らされています。
物資の大量輸送には、車両で運ぶより、鉄道で運んでいる様子も多々見受けられます。
なんか、世界の車窓からみたいになってきましたw
そうこうしているうちにイタリア・ミラノへ到着。
ミラノ市内
ミラノのホステル(ドミトリーを大きくしたようなもの)へチェックインして、早速ミラノ市内へ観光。
ミラノはファッションが洗練されているようで、ところかしこにブティックがたくさんありました。
さすが芸術の国ともあって、建物は綺麗で、ミラノ駅構内も絵画で装飾されていました。
本来なら、感動すべきところなのでしょうが、感受性が乾ききっている私せんちょう。
「ディズニーシーのホテル・ミラコスタとそっくりだ!ディズニーのクオリティすげー!」
とイタリア中からぶん殴られるような感想しか抱かないのでした。
※ちなみに前日のスイス行った時も、当地の大自然を目の当たりにして「うちの地元の温泉街とそっくりだ!」とジモティーに報告していた模様。
せっかくだし、服でも買おうかと思ってブティックを散策。
ここで、バックパッカー初心者の皆さんへチェックポイント11!
「バックパッカーは見てくれがダサくなる」
ブティック街にいる時点で気づいてたんですけどね、
でかいバックパック、汚いスニーカー、髪はボサボサ。
のんびり買い物なんか出来ませんw
ブティックって貴族の嗜みかなんかでしょうか?w
日本の友達へ土産物でも買っていこうかとも思いましたがバックに詰めると荷物になるし、正直あんまり買い物メインの行動は出来ないですね。
やはり今の時代、世界中の物買おうと思ったら、Amazonでしょうwデジタル最高ー!
買い物は諦め、市内にあるミラノ大聖堂に登ったりしてました。
なんの変哲もないピザ屋でやっすいピザ食べましたけど、美味かったなー。
日本なら1500円くらいするクオリティで、2ユーロ(260円)くらい。イタリアにはピザ専用の味の素でもあんのかと思うくらい美味しかったです。
サッカー観戦 インテルミラノ
イタリアといえばサッカー。
世界中から有名選手が集まるイタリアリーグ・セリエAが有名です。
僕は、サッカーゲームやるのでサッカーチームもある程度知っていました。
イタリアのミラノにはインテルという強いチームがあります。
ちょうど僕が旅行していたときに日本代表の長友選手がこのインテルのチームに移籍したばかりだったんです。
ミラノ滞在中は特に予定も入れていなかったので、一丁行ってみるかと発起。ホステルにいた日本人たちとも合流してインテルの試合を見に行きました。
みんなで集まり、スタジアムへ入場。
相手は、格下のチームで平日午後の試合ということもあり、比較的空いていました。席が余っており当日券でも観戦できました。
一番安い席である2000円くらいのメインスタンド側で観戦。
長友試合出るかなーなんてワクワクしながら気持ちを高めていました。
会場はの雰囲気ですが、発煙筒はモックモク。隣にはビールをこしらたインテルファンのおじさんおばさん、それにシュッとしたモデルのような美男美女カップル。
日本でJリーグの試合を観戦したことありますけど、全然雰囲気違うね。
そんな状況でも日本人サポーターとして応援しようと合流して一緒に来た日本人たちとキャッキャウフフしていました。
そうしているうちに、選手入場してキックオフ。長友はベンチスタート。
隣のビールおじさんに「長友出るかな?」って聞いたら、
「長友?ちっちゃくて見えないよ?どこいんの? あ、いたいた。今日は出ないね」
ファッションが冴えてりゃジョークも冴えるわけねw
上等じゃねえかw頑張れ長友!!
と本場のエスプレソジョークの洗礼を受けた僕もなぜかしらスイッチが入り、臨戦態勢。
僕のメラメラのベクトルが、敵チームへなのか、ビールオヤジへ向いているのかがわからなくなってきた頃、インテルが先制点!
この時初めて知りました。
地震が起きたと思うくらいスタジアム揺れたw
もう地響きがすごいの。
インテルのスタジアムが80,000人くらい収容できて、この時埋まっていたのが60%くらいだったかな。なので約48,000人くらいが一斉に飛び跳ねると揺れるのねw
あんなでっかい建物が一斉に地鳴りを起こすもんだから、こっちもテンション最高潮!この度一番の大きな声出したかな。
その後試合はインテルが4点くらい決めて楽勝モード。出場している選手たちも超名選手ばかりで、大きくて足が速い!
ブラジル人選手なんか馬がサッカー場に紛れ込んできたのかと思うほどのゴボウ抜きで、人外フィジカルを目の当たりにしました。
試合も終盤に近づき、残り15分。会場もインテルの勝ちモードになってきた時に、遂に「Nagatomo」のコールが。いよいよ長友選手の出番がきました。
さっきまで「今日は出ない」とか言っていたビール親父も興奮しちゃってお祭り騒ぎ。オマエ、綺麗に手の平クルーやんけwさっきの伏線マンガかよ
モデル風のカップルもナイススマイルで👍のサイン。きたきたー日本人に生まれてよかった感isある
さらに、
<朗報>長 友 得 点
会場にいる僕ら日本人みんな一瞬見失ったんですよね。長友君。
あれ?ディフェンスの位置にいないぞって
そしたら気づいたらゴール前でシュート決めてた!!
会場は大盛り上がり。地鳴りリピート。
ビール親父もモデルカップルも日本人もぐっちゃぐちゃになって喜び、抱擁し合いました。
本場のサッカーってすげえんだなって、しみじみしちゃいました。
この時がインテルに移籍して記念すべき初得点でした。今では恒例のお辞儀ポーズもここで初披露。
この試合は、日本でもニュースで取り上げられてて結構話題になったりもしてました。
ここで、バックパッカー初心者の皆さんへチェックポイント11!
「本場の生のプロスポーツやっぱりしゅごいぃぃ」
外国人が両国で大相撲観戦して感動するように、プロスポーツの本場である場所で見るのはすごいいい体験になります。テレビだけで見てると選手の動きはカメラ越しに見るのでよく見れますが、観客の声援や雰囲気は生でしか体験できない臨場感があります。
今後もサッカー・野球・アメフトなんかは本場の国で観戦してみたいですね。
暴騰再び
その後スタジアムからの帰り道は、長友の話題で持ちきり。
意気揚々とワインを買い込み、日も沈まぬうちからホステルで祝勝会。(すでにビール親父と飲んではいましたが)
この時の日本人集団は、ミラノで一番うるさかったんではないでしょうかw
ここでたまたまあった日本人のバックパッカーがあるモノを持っていたんですね。
そう、
醤油。
以前、ロンドンで醤油が高値を付けた記事を書きましたが、このミラノの地でも再び繰り返されることになるとは思いもよりませんでした。
この夜は、日本人もかなりホステルに泊まっていてみんなヘベレケ。
しょっぱいもの欲しいじゃないですか?醤恋しいじゃないですか?
もう媚なんか売ってられません。
真顔で「醤油ください」。
それだけ。
酔いも回っているし、みんなうるさいし、醤油も人気ですぐなくなるし。
やっぱり醤油って大事だなw
乱高下して急騰からの急直下みたいな速さであっという間に酔いつぶれてぐっすり寝ちゃいました。
そして翌日は、二日酔いからの長距離移動が待っていたのでした。。
次回は、地中海鉄道紀行・目指せグラナダ・アルハンブラ宮殿!編です。