どうも、渋滞にハマりすぎて腰が痛いせんちょうです。
東南アジアの現地採用ってぶっちゃけ給料安いでしょ?って疑問に思う方もいると思います。
アラサー営業職の僕でだいたい30万円弱くらいです(手取り)。
これはもうしょうがないことなんですね。
なので給料面を重視して且つ海外で働きたい人は、海外現地採用職を検討しないほうがいいです。できれば日系企業の海外駐在枠を狙うべきです。
たとえば転職サービスに登録すると海外駐在枠での募集もあります。
海外駐在も可能なdodaで転職
反対に、海外で働きたいけどそこまで給与面を重視していない人。
そんな人に向けて、現地採用の”給料”以外でのメリットを僕の体験を踏まえながらお伝えしていきます。
いきなり海外で仕事できる
ぼくが現地企業の内定を取ったときは、「いつでもインドネシアに来ていいよ」と言われました。
自分で渡航スエジュールを調整する必要がありますが、ほんとすぐに渡航してOKです。
企業側も人手が欲しくて採用しているので、どんどん来ちゃってウェルカムな感じです。
例えば日本の企業からの派遣となれば、完全に自分のペースでは決めることができません。
着任と帰任のタイミングは、その時々の状況によって変わります。
海外赴任したいけど、会社がなかなか派遣してくれないときもあります。
反対に景気が悪くなったら「すぐ帰ってこい」と辞令が下ります。
自分がいきたいタイミングでしかもいきなり海外へ移住することができるので、
海外へすぐに出たい人はメリットだと思います。
若手でいきなりマネジメント職になることもある
新卒ですぐにマネージャー職につくこともできます。
あるいは、アシスタントマネージャー職です。
僕の場合は、第2新卒枠だったので、アシスタントマネージャーとして働き始めました。
ポイントは、少なくとも「一番下っ端」になることはないです。
普通の会社なら、20代半ばで社内で人を管理する立場になるのはなかなか得難いです。
その点、日本人として現地採用されると、
ナショナルスタッフ(現地人スタッフ)に指示だしたりする立場になるので、かなり貴重な経験を積むことができます。
ある程度の裁量と責任が生じ、大きな仕事を任されることもあります。
これが嬉しいと感じるか、主にと感じるかは人によると思います。
そんなに裁量持たなくても言いよって人もいれば、
ほとんど自分で舵を取って案件を進めたいと考える人もいます。
僕の経験で言えば、管理側の仕事をしてみたかったので裁量を持たされることは非常に嬉しく感じました。
現地の言葉を覚えることができる
以前の記事でも書きましたが、現地語ができるようになるといくつかのメリットもあります。
最悪、渡航時に英語が少ししかできなくても現地で生活しているうちに英語・現地語は必ず話せるようになります。
時間が確保できる
日本にいた頃、毎日終電まで働いていたことを考えると、
インドネシアでの生活は比較的自分の時間を作ることができます。
もちろん土日も確保されています。
僕の場合は、インドネシアの会社で始め入社した頃は土日でも仕事の勉強しようと思ってあえて休日出勤していました。日本では土日出勤当たり前だったからです。
でも仕事を覚えてくるようになるにつれて土日出勤はほとんどなくなりました。今では、休日出勤は年に1回あるかないかの頻度になっています。
ぼくは平日でも7時くらいには家について自分の時間を作ることができています。
自分の時間て貴重だなって改めて感じています。
日本で働いていた時は、訳も分からず業務に追われていました。
かなり荒んで、寝る食うだけの生活でした。
いまのインドネシアでの生活は、自分の時間を
・仕事の人脈を増やす
・将来自分で仕事を作るための準備
・健康を維持するために痩せる
ように使っています。
自分の時間が増えてより多くの情報を仕入れることができ、営業職として幅が利くようになったと感じています。
デメリットもあるよ
”ぬるま湯”に浸かる可能性があります。
これは、一番のリスクです。
現地採用って見方を変えれば楽なんです。
日本より少ない仕事量で売り上げも立てれるし、自分の時間もある。
さらに給料も死なない程度にはもらうことができる。下手すれば、このまま一生この状況を続けることができます。
けど、自分の将来に野望がある人はいずれ”ぬるま湯”から出なきゃいけないって気づく時がきます。
ずっと現地採用を続けるのか、現地採用を通過点としてみるのか。
日本を出る前にある程度決めてから、海外就職に挑戦したほうがいいです。
ただでさえ給料が安いので、
将来的に自分がどのようにして稼いでいきたいのか。
経験を積むためにどれくらいの給料で、
どれくらいの年数なら我慢できるか。
予め、決めておくと現地採用のポジションに不安を抱くことも少なくなると思います。
自分の中で何が大切なのか見つめ直してみよう
ここまで現地採用の給料以外のメリットを挙げてみました。
ピンとくるなら海外の現地採用もぜひ検討してみてください。
現地採用が100%良いよとは言いません。
日本の職場で働いているあなた自身が、
・良い待遇を望むのか?
・何が何でも海外という環境へ飛び込みたいのか?
・好きな国でずっと暮らしていくのか?
・自分の時間を大切にしたいのか?
どれに優先順位をつけるかによって、選択の幅は変わってきます。
もしかしたらデメリットに見えることも、メリットに見えるようになるかもしれません。
「給料が安い」と言われる現地採用職ですが、自分にあったメリットが見つかれば魅力的に感じるはずです。
追記:2019/Feb/7
ちなみに、本当に安月給だけか調べてみたらそうでもないみたいです。
JACリクルートメントが高年収の海外企業案件を取り扱っているそうなので、
無料登録だけでもしておくと、”海外で”且つ”自分が狙いたい年収”が調べられるのでオススメです。
海外で働く人の需要が増えてきていることの裏付けですね。
海外にチャレンジして、貴重な経験を積みたい人はぜひチェックしてみてください。
せんちょうのひとこと