インドネシア生活

インドネシアに来てアトピーが治る〜僕の体験談から

インドネシアに来て、思いがけない副産物がありました。

それは、持病のアトピーが治った事です。

 

住む国変えたら病気治っちゃったよ。

今回はわたくしせんちょうが自分のアトピー治癒について、原因を考えながらをお話ししようと思います。(住む国変えろっていうオチではありませんので安心してください。)

 

※既知の事項でこんなもん知っとるわってなったらごめんなさい。あくまでの僕個人の体験ですので、参考程度に読んでください。必ずしも効果があるわけではなく、また万人にオススメするものでもありません。ご了承ください。

 

日本での僕の症状

ぼくは、日本にいた頃からずっとアトピーに悩まされてきました。

症状が出始めたのは高校入学の頃からで、もう持病みたいなものですね。背中や胸を中心に湿疹が出ていたので、人前で上裸になるのが嫌でした。

季節にも左右されるので、夏はまだ調子が良く海に入ったり、日光浴すると収まります。けれど冬なんかはもうカッサカサですぐ湿疹が出ていました。

冬場に汗をかくと、カサカサと混ざって痒くなりさらに悪化するのです。

さらに社会人になって、寝不足、ストレスで生活リズムが崩れ一向に改善することはなかったんです。もうつらたん。

それでも自分なりにある程度湿疹が出るタイミングとかわかるようになってきたので、うまく病気と付き合ってました。社会人になった頃は、底スペの癖に「Work Hard, Play Hard」とかウェイしていたので、不規則な生活のまま20代を駆け抜けていたのです。

 

アトピー治療をされている方はわかると思いますが、「ステロイド」という薬を使用します。

 

軟膏と飲み薬両方あるのですが、湿疹と痒みを抑える効果があり僕には欠かせない薬でした。僕が使っていたのは軟膏タイプですが、主に風呂上がりに使用するので旅行先やお泊りデート(うふふ)の時でも常に携帯してた薬です。

そんなステロイドですが、副作用があり肝臓に悪いのです。

 

大量に使用することは厳禁と医者から言われてました。(じゃあ早く治せよとも思いましたけどw)

ここがポイントなんですが、現在アトピーを根治する治療法は見つかっていなかったんです。

そんなもんだから、このままステロイドを使い続けなきゃいけない。治ることもないから毎回薬が切れたら処方箋貰いに病院行って。。めんどくさいなぁと思ってましたが、まあうまく付き合っていくしかないなと半分諦めかけていました。

 

インドネシア来てから治った

ちょうどそんな時にインドネシアへ仕事で住むことになりました。

現地の病院にかかるのも嫌だから、あらかじめステロイドの軟膏を持って行ったんです。

現地に着いたばかりの頃は、慣れない土地の生活でストレスも溜まりました。さらに、インドネシアの室内ってエアコンガンガン効いて乾燥気味なんです。

あーこりゃー、また湿疹出るなーなんて思ってました。

 

実際に住み始めた当初は、湿疹がでましたね。

 

でも、ある時から、湿疹のでる頻度が少なくなったんです。そして、持ってきたステロイドの軟膏の減りも遅くなっていることに気づいたんです。(この書き方、商品紹介みたいで嫌だなw)

 

もしや、これはと思い、その日から、いつものステロイドの使用を思い切って止めてみました。

 

すると、時間の経過とともに症状もだいぶ和らいでいき、なにもせずとも湿疹が出ないようになりました。マ・ジ・で、この時はすっごい嬉しくなりましたね。

 

遂に、薬なしで発疹を抑えることができた!って。俺スゲー!いやインドネシアスゲー!!

 

日本で約10年間、いろんな医者に見てもらいましたが、アトピー治療法が発見されるまで待つしかないと言われていたので、インドネシアやるやんってほっこりしてました。

 

もう、痒みもない!ステロイドもいらない!肌もツヤッツヤに戻る!

綺麗な上半身になって人前で脱ぐことができるぞ!デブって課題がまだ残ってるぞ!

 

インドネシアに移住してラッキーなおまけが付いてきたように感じました。

 

治った理由

それで、自分なりに治った原因を考えてみたんです。

インドネシアに住んでいる環境の中に原因があると思い、日本とインドネシアでの生活の違いを比較してみたんです。

 

飲み水

まず、インドネシアではぜったいに水道水を飲まなくなりました。

個人的にはこれが一番大きいと思っています。

日本ではどこで住んでいても水道水を飲んでいました。

けど、インドネシアにくると100%ウォーターサーバーから飲みます。水道水は直接飲まない環境なのです。

海外に出ると当たり前なのですが、飲み水はミネラルウォーターでどこのコンビニでもペットボトル1本20円くらいで売っています。

なので嫌が応にも、日本より綺麗な水を飲むことになります。それがまず僕の体質にあったんじゃないかなーと考えています。

 

温度と湿度

東南アジア特有の暖かく・湿った気候が効いたことも考えられます。

アトピー対策では、適度な湿度を保ち、なるべく乾燥を避けることが大切です。

確かにインドネシアのモールやレストランはエアコンが悲鳴をあげるくらい強く、乾燥もしていることがよくあります。けれども、建物に入っているわずかな時間だけのことです。

外に出れば常夏アイランドなので、湿度は高いし、気温も高いしで、すぐ汗もかきます。この状態が、肌に適度な湿度を与え(モイスチャーーーッ!!)、乾燥を防いでくれたのかなと考えてます。

ただし、あまりに湿度が高いと、菌が繁殖するらしいです。あくまでも適度な湿度に保つ方がいいそうです。実際、ぼくも肌をあまりウェッティな状態にはしていないです。

 

睡眠時間の確保

睡眠時間の違いも原因かなと感じました。

日本にいる頃は、毎日(土日を含め)が24時を超えて仕事していました。(イヨッ、テッペン越え!)

毎日眠くて、睡眠時間もろくに取れない状態でした。

アトピー対策の一つで「良質な睡眠が必要」と言うのを聞いたことがあります。

インドネシアに来てからは、遅くとも夜7時には仕事が終わるので良質な睡眠時間もたくさん取れます。(夜に時間があるので飲みに出ちゃって睡眠不足になるのは、また別の問題w)

睡眠がたっぷり取れることで、ストレスも軽減されますしそれが発疹しなくなったことに繋がるのかなと考えています。

 

部屋の汚染度

これは自分の責任でもあるのですが、、、

日本で僕が住んでた部屋がキッタナかったのが原因のような気もします。

日本で一人暮らしをしているとまず掃除しませんね。まあ、きったねーんです。

ところ変わってインドネシアだとメイドさんがしょっちゅう掃除してくれるので、部屋を清潔に保つことができます。

これが原因にもなったかなーなんて思います。(どんだけ掃除しねーんだよ俺はw)

 

アトピー対策の自分なりの方法〜まとめ

・飲み水

・温度・湿度管理

・睡眠時間の確保

・部屋を清潔に保つ

 

以上の事で発疹しなくなりました。

 

なんで上記のような原因と対策方法にたどり着いたか?

それは、たまたまインドネシアから日本に一時帰国した時に、以前と同じアトピーの発疹が出たんです。

うわ、また元どおりかよってなりました。

けど、一旦落ち着いて、この時初めて日本とインドネシアとの違いを比較をしてみたんです。

それからすぐに飲み水・湿度管理・睡眠時間をしっかり管理すると湿疹は収まりました。

その後の何回目かの日本帰国のときは、もう発疹する事は無くなっていました。もちろんあれだけ必要としていたステロイドも貰いに行っていません。

 

ごくごくたまーに発疹する時がありますけど、かなーり限定的なケースです。

例えば、引っ越ししたばかりの時、あるいは道を歩いていて道路の排気ガスがきつかった時くらい。(ほとんど空気の汚染が原因ですね。)

そんな時は、現地で売っている新鮮なココナッツオイルを塗って対応してます。そうすれば湿度を保って(モイスチャーーーッ!!!)、発疹もすぐひいてくれるようになります。

 

アトピーを治すために国を変えるのはさすがに実用的な方法ではないと思いますが、僕が感じた原因の改善が参考になれば嬉しいです。

 

せんちょうの一言

「アトピー対策に飲み水&適度な湿度!お肌のケアにも効くよ」

でした。

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